• 中沢

経営計画はなぜうまくいかないのか?

私はキンドルで自分で手軽に電子書籍が出せると知った時に、ある程度まとまったネタができたら電子書籍として残しておこうと考えました。そこで過去にメディア連載したり講演で話してきたネタのエッセンスをまとめたり、ヒマな時にオリジナルコンテンツを書いてみたりといった具合にして文章をまとめていました。


実は全然予想していなかったのですが、出していた中で最も売れているのが「経営計画はなぜうまくいかないのか?: 来期予算・中期経営計画の失敗例に学ぶ」です。


私は会社員生活が20年ほどですが、その中で数年、とても立派な外資系の大企業2社に勤めていたことがあります。立派な大企業というのは、社員のレベルは高く、また、旧柳雄も高かったためか「金持ち喧嘩せず」という言葉があるように穏やかで人間性も良い感じのかたが多かったです。


ところが、個人個人は優秀なのにもかかわらず、会社・集団として見ると「なんでこんなことやってるんだろ?」ということは多々ありました。

その中で最も疑問だったのは、年がら年中、色んな部門の大人数が関わって計画を作ってることでした。

1つ計画を作ったらまたすぐ「計画つくらなきゃいけないらしい」。

「え? こないだ作ったじゃないですか」

「こないだは3年計画。今回は今年度のフォーキャスト(見込み)。それ終わったらすぐに今度は計画と実績のギャップ説明だから」

「え、フォーキャストったって、まだ1Qですよ? そんなんこれからまだ変わるし、今は足元のことを推進すべきじゃないんですか?」

「いやあ、そうは言っても、グローバルがね」と。幸い私は計画関連から逃げまくることも1つの目的として、カネをひねり出すプロジェクトのリーダーとして成果を上げていたので、あまり巻き込まれることはありませんでした。しかし横目で見たり適宜議論に参加していて、「ようこんなこと高給取が雁首揃えてやってるなあ」ということを記しておきました。



今まで作っていたものを「作らない」ということはなかなか避けられないのでしょうから、せめて実りのある計画を作る一助になって欲しいです。



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