赤ちゃんを抱っこするスリングを広めた人の話です。
7-8年前に出張でものすごい田舎に行った際、最寄り駅まで送ってもらって帰りの電車の時間を見たらなんとほぼ1時間待ち…。
どうしようと周りを見渡してみたら古本屋が視界に入り、その軒先に100円で売られていたのを何の気になしに買って読みました。ずっと駅のベンチで読みふけり、とても充実した待ち時間になりました。
当時JALが実質破綻からの再建というタイミングで、稲盛会長が幹部全員を前にして「あなたたちは自分が偉いと思ってるようだが、八百屋1軒だって経営できないでしょう」ということを伝えたところから始めたという新聞記事がありました。
まさにその通りで、自分で始めてモノを売り続けることの大変さがすごく具体的にイメージできます。
最近、大企業を退職した人が会社を買うなんて言うことが話題になりますが、同じようなことを思う人はまずこの本を読んでみてもいいかと思います。
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